【UXデザイン第5段階: 表層】いろいろな「トーン」①

前回のブログでは色の鮮やかさ「彩度」と、色の明るさ「明度」の組み合わせである「色調(トーン)」についてご紹介しました。

前回ご紹介したように、トーンには12種類+5種類に分けられます。各トーンにはそれぞれ、一般的に抱かれる印象があり、その印象をもとに名前が付けられています。

今回はその中の一部を詳しく見ていきましょう。今回ご紹介するのは下記の6つです

①ビビッド

ビビッド(vivid)は、「鮮やかな」という意味です。このトーンは最も彩度が高く、各色相の原色そのままになっているトーンです。かなり目立つ色合いで、一般的には派手・いきいきとした印象を与えます。

②ストロング

ストロング(strong)は、「強い」という意味の語です。このトーンはビビッドよりも彩度・明度ともに若干低くなっています。明度が下がった分、より重厚になり、力強さや情熱的な印象を与えるトーンとされています。

③ブライト

ブライト(bright)は、「輝いている」といった意味です。ビビッドよりも若干彩度が低いトーンを指します。原色に近いビビッドの色よりも、より白みがかっていて明るい印象になります。一般的には陽気さや華やかさを感じる色合いです。

④ディープ

ディープ(deep)は、「深い」という意味で、ビビッドよりも明度が低く、黒に近づいているトーンです。一般的にはその名の通り、濃く深みのある印象であったり、和風・伝統的な印象を感じられます。

⑤ライト

ライト(light)は、「軽い」「浅い」といった意味です。このトーンは、ブライトよりもさらに彩度が低く、白に近づいています。色味が浅くなっているため、子供っぽい印象であったり、さわやかな印象を受けるとされています。

⑥ソフト

ソフト(soft)は、「やわらかい」といった意味です。このトーンは、ライトよりも明度が低く、よりグレーがかったトーンです。すこしくすんだ色合いになり、やわらかさや穏やかさを感じられるトーンです。


皆さまからのリクエストも募集しています。 Webサイトの構築に関わるこんな情報が知りたい!などご希望がありましたら、是非こちらからリクエストをお願いします!

一覧に戻る