【UXデザイン第5段階: 表層】Windows ・Macのローカルフォント比較

前回までに日本語・英語におけるフォントの種類や、ローカルフォント・WEBフォントの違いについて見てきました。今回はWindows・Macに最初から搭載されているローカルフォントについて具体的にご紹介します。

上図はよく使われるローカルフォントをWindows・Macごとに表にしたものです。

ゴシック体

ホームページなどのWEBサイトで最もよくみかける日本語の書体がゴシック体です。初期設定の状態ではWindowsは「メイリオ」、Macでは「ヒラギノ角ゴシック」が使用されています。また「游ゴシック」は、WindowsとMacの両方に搭載されていますが、使用可能な太さが微妙に異なるため注意が必要です。

明朝体

Macでは「ヒラギノ明朝」が使用可能ですが、Windowsの明朝体は「MS P明朝」など低解像度のディスプレイでの読みやすさを重視したフォントが多く、あまりデザイン性の良いものは多くありません。「游ゴシック」と同様に「游明朝」はWIndows・Macの両方で利用可能です。

※「游明朝」「游明朝体」とフォント名が異なります

セリフ体

英字新聞や英語の書籍のような雰囲気が出せるセリフ体は、「Times New Roman」「Georgia」など、Windows・Macの両方で利用可能な書体があります。

サンセリフ体

シンプルな形で英字を表示できるサンセリフ体は、WEB上の表示でも見やすいため、ホームページなどでもよく見かける書体です。Windows搭載のフォントでは、Wordなどでもよく使用される「Arial」が一般的です。Macではそのほかに、デザイン性の高い「Helvetica」「Futura」が使用可能です。

今回はWindows・Macで使用可能なフォントについてご紹介しました。より凝ったデザインをする際にはWEBフォントを活用する必要がありますが、Windows・Macなど環境の違いを考慮して使い分ければローカルフォントでもホームページを作成することは十分に可能です。


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