【UXデザイン第5段階: 表層】デザインの4大原則「04. 反復」設定したルールを繰り返す
今回はデザイン四大原則の最後のひとつ「反復」をご紹介します。
「反復」はその名の通り、デザインのなかで一定のルールを繰り返すことです。例えば書体、色、装飾なども繰り返す対象です。
下記の例をみてみましょう
こちらの記事では反復の原則を無視しています。大きさや書体がバラバラで、見出しの装飾も異なっています。それぞれの見出しでデザインのルールが異なるため、ブロックとブロックの関係性がわかりにくくなっています。
次に下図をみてください
ごく一般的な見出しと本文のように、見出しの大きさを揃え、書体も統一してみました。
いかがでしょうか?
こうしてくらべてみると、反復の原則を使用した方が、見出しと本文という関係がはっきりしているのがわかるかと思います。これは、すべての見出し・本文の見ためをそれぞれ統一することで、見出し→本文→見出し→本文…という情報の構造が明確になっているためです。また、反復させたほうが、3つのブロックが並列されていることも伝わるのではないでしょうか。
このように反復の原則には、ユーザーが情報の構造を把握しやすくなる効果があります。実際の記事やブログでも、このように見出しが統一されていることが多いため、見出しのデザインを統一することは当たり前のように感じるかもしれませんが、そこには「反復」の原則が使用されているのです。
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