【UXデザイン第5段階: 表層】デザインの4大原則

今回からはUXデザイン5段階構造の5つ目「表層」の段階に入ります。

この段階は、ここまで作成してきた原型(Webサイトであればワイヤーフレーム)をもとに、見た目のデザインを加えていく段階です。

デザインの4大原則

見た目のデザインをしていくうえで、重要なポイントが4つあります。これらは「デザインの4大原則」と呼ばれています。

01. 整列

要素同士を意図的に整列して配置します。整列させることで、視線の流れが明確になり、読みやすくなります。

02. 近接

関連するものをグループ化し、近づけて配置します。情報のまとまりがわかりやすくなります。

03. 強調

大きさや色などの差をはっきりとつけて、違うことを明確に伝えます。見た目にメリハリがついたり、情報の優先順位が明確になるなどの効果があります。

04. 反復

デザインにおける特徴を繰り返します。同じ形を繰り返すことで、見た目に統一感が生まれ、ユーザーが構造を理解しやすくなります。

これら4つの原則を意識することで、単なる見栄えのよさだけでなく、伝えたい情報が伝わるデザインを実現できます。

今回はデザインの4大原則をかんたんにご紹介しました。この4大原則は、見た目のデザインをしていくうえでとても重要なポイントなので、次回からはそれぞれの原則について、よりくわしくご紹介していきます。

次回はまず4大原則の1つめ、「整列」についてです。


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