【UXデザイン第5段階: 表層】いろいろな「トーン」②

前回のブログでは「色調(トーン)」の種類6つをご紹介しました。

前回ご紹介したように、トーンには有彩色12種類+無彩色5種類に分けられます。各トーンにはそれぞれ、一般的に抱かれる印象があり、その印象をもとに名前が付けられています。

今回もその中の一部をご紹介します。今回ご紹介するのは下記の6つです。

⑦ダル

ダル(dull)は、「鈍い」という意味の単語です。中程度の明度・彩度のトーンで、より明るい・鮮やかなトーンと比べて、「鈍さ」や「くすんでいる」印象を与える色調です。

⑧ダーク

ダーク(dark)は、「暗い」という意味の語から名づけられています。中程度の彩度で、かつ明度が暗めのため、「大人びた」印象、「丈夫さ」を感じさせる色調です。

⑨ペール

ペール(pale)は、「淡い」といった意味の語から名づけられています。いわゆるパステルカラーのようなイメージで、「女性らしさ」や「やさしさ」などの印象を与える色調です。

⑩ライトグレーイッシュ

ライトグレーイッシュ(light-grayish)は、「明るい灰色がかった」という意味から名づけられています。低彩度で、やや明度が低めのトーンのため、「おとなしい」「落ち着いている」といった印象を与えるトーンです。

⑪グレーイッシュ

グレーイッシュ(grayish)は、「灰色がかった」という意味を持つトーンです。彩度が低く、明度も中程度のグレーに近い色合いで、「地味な」印象や、「濁っている」印象を与える色調です。

⑫ダークグレーイッシュ

ダークグレーイッシュ(darks-grayish)は、「暗い灰色がかった」という意味から名づけられています。有彩色の中では彩度・明度ともに低い色調のため、「重さ」や「固さ」、「男性的な」印象を与えるとされています。


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